千葉 飯縄寺文化財保存整備事業
 
千葉県いすみ市   飯縄寺文化財保存会

飯縄寺は1200年以上の歴史を誇り、室町期様式の藁ぶき屋根の仁王門をはじめ、鐘楼、本堂、さらには優雅な庭園が配置され、周辺の他の寺にはみられない景観をなしています。本堂は、初代伊八の最高傑作ともいえる「天狗と牛若丸」の欄間、葛飾北斎の師である堤等林の「龍」の墨絵等目を見張るものがあり、鐘楼の四面には花鳥風月の彫刻が施され、諸行事はもちろんのこと、彫り物等の見学を兼ね、地元や遠来からの参詣者も増加し、いすみ市のきわめて重要な文化資源となっています。ここに残る各種文化財の保存継承を行う事業を展開していきます。